最強女子力!

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カテゴリ: 読書

作者の言いたいことやテーマがすっごく深く書かれている本の一つとして
辻村深月の「ぼくのメジャースプーン」を紹介します!

心に傷を追った女の子を助ける少年の話です。
すっごくキラキラした青春の話なのかな?
そんな風に思って読んだけど全然違った(笑)

以下ネタバレ

少年が少女を助ける。
よくある話だと思って読んでたんだけど、この話のテーマはもっともっと深いところにありました。

「人は、誰かの為に泣けるのか」

誰かが死んで、それで悲しくなって泣いても、それは結局、その人がいなくなっちゃった自分のことがかわいそうで泣いてるんだって。人間は、自分のためにしか涙が出ないんだって、そう聞きました。本当ですか?

少年の葛藤は、全てこの言葉に凝縮されてました。

痛みは結局自分にしかわからない。
どんなに愛していても、人は他人の痛みをわかってあげることはできない。

一番心に残ったセリフ
「責任を感じるから、自分のためにその人間が必要だから、その人が悲しいことが嫌だから。そうやって『自分のため』の気持ちで結び付き、相手に執着する。その気持ちを、人はそれでも愛と呼ぶんです」
本文中のこのセリフを見たときに、何となく救われた気がしました。
みんな心のどこかで思っているかもしれないこと。
それをこの作者は思いっきりえぐるのです。怖いことです!

深い。
深すぎる話です。

支離滅裂なレビューになってますが、やっぱり辻村深月はすごい!

乙一さんの短編集、ZOOに掲載されています。

泣けるお話。

世界の人類が最後の一人になり、
その最後の一人の博士が作ったロボットのお話。

ロボットは、博士に恋をします。

でも博士は死んでしまう。

ロボットを残して死んでしまいます。

なんで、わたしを作ったんですか?

ロボットは博士を憎みます。
愛と憎しみは同じもの。
そして、愛と死は同じものの表と裏。

心が優しくなれるお話です。

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森博嗣さんはS&Mシリーズが一番好きなんですが、スカイ・クロラも好きです。
なんで、こんなに美しい言葉を紡げるんだろうといつもため息だけ出ます。

ストーリーはSFです。
大人になれない子供たち、キルドレが
戦闘機ショーのパイロットとして生きていく話。

死ねない、成長できない、大人になれない。
まわりと時間の流れ方が違うなんて、実は一番残酷なのかも。

スカイ・クロラシリーズは
表紙のポエムが実は泣けたりします。
集めてみると楽しいかも!
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乙一が大好きすぎて名言を集めてみました!
気になる言葉があれば、ぜひとも読んでみてください!


際限なく広がこの美しい世界の、きみだってその一部なんだ。
わたしが心から好きになったものの一つじゃないか。 /しあわせは子猫のかたち

彼女の部屋は小さくて、きゅうくつで、きっと母のおなかの中は、あんな感じだったはず。 /失踪HOLIDAY

「私は、胸の奥が悲しみで血を流すことさえ、生きているというかけがえのない証拠に思えるのです・・・」 /陽だまりの詩

写真と映画の違いは、俳句と小説の関係に似ている。 /ZOO

「傷の深さも、痛みも、半分ずつ。二で割って、はんぶんこだね」 /傷

なぜ無条件に彼女を信頼できるのだろう。なぜ確固としたものは何もないのに、一人の人間を信じられるのだろう。 /マリアの指

「あなたがいてよかった。だから、泣かないで生きていて。まだこれから陽のあたる人生をあなたは歩むのだから」 /未来予報

ぼくが生まれてきたとき、どう思った? /SEVEN ROOMS

「あなたはだれですか?」「きみを作った人間だ」 /陽だまりの詩

あの窓の飾りが出す音は、風が作り出した音楽なのですね。私は好きです、あの音 /陽だまりの詩

もしも私が人間であったなら、ずっとあなたのそばにいたかった。さようなら、ありがとう、私に触れてくれた人。 /天帝妖狐

「愛すれば愛するほど死の意味は重くなり喪失感は深くなる。愛と死は別のものではなく同じものの表と裏だった。」 /陽だまりの詩

でも、泣きたくなるくらい綺麗なものだって、たくさん、この世にはあった。 /しあわせは子猫のかたち

つらいことは過ぎ去った、これから、だんだん良くなっていく、そう思えた。 /傷

支える人がそばにいれば、きっと大丈夫だと思うから。 /暗いところで待ち合わせ

台所の床に立ちすくんだまま覚った。一人で生きていけるというのは、嘘だった。 / 暗いところで待ち合わせ

きみがずっと探し求めていた紐だよ。たぶん、首に合うはずだ。僕が巻くから目を閉じて/GOTH

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